入浴は疲労回復のためにも大切なことです。
湯船につかってリラックスしたり、凝り固まった体をほぐしたりすることで
疲労回復になり、またストレス解消にもなります。
しかし、お風呂に入ると疲れると感じることがありませんか?
特にお風呂から出た後、倦怠感、脱力感、疲労感などの症状を感じることがありませんか?
湯船に入ると、体内の熱を発散させるため汗をかき、その際、エネルギーが消費されます。
疲れを取るためにゆっくりと長い時間湯船につかる、という人もいるでしょう。
しかし、湯あたりという言葉があるように、長い時間お風呂に入っていれば
その分エネルギーが消耗し疲れやすくなります。
・半身浴も疲労の原因に
半身浴といって肩などを冷やすとかえって血行を悪くしてしまい
それが疲労につながってしまう場合もあります。
半身浴をする際にはお風呂場をよく温める、肩にタオルをかけるなど
肩や首を冷やさないようにすることが必要です。
・肩までつかる
肩まで長時間つかっていると、血圧が上がって心臓に負担がかかりやすいとも言われています。
心臓に負担がかかると、息切れなどを起こすことがあります。
心臓が弱い人などは肩までつかりすぎるのは注意しましょう。
・食後すぐのお風呂
ご飯を食べ終えてすぐに入浴すると血行がよくなり
胃や腸に血液が集中できず、消化不良を起こしやすくなります
胃もたれなどの原因になるので、食事の後の入浴は30分以上あけることが基本です。
・お酒を飲んで入浴
酔っている状態では体温調節もうまくいかなくなり、気分が悪くなることもあります。
お酒を飲んで入浴すると急に酔いがまわります。
そのため、転倒などの危険があるので注意しましょう。
・運動直後の入浴
運動した直後は筋肉に血液が集まって酸素や栄養を補給している状態。
その状態で入浴すると、酸素や栄養素が筋肉に十分補給できなくなるとともに、呼吸数や心拍数が上がります。
水圧で毛細血管も収縮するため、心臓に負担がかかります。
特に温度の高いお湯に入浴するのは避けましょう。
運動直後に入るのであれば、ぬるま湯がおススメです。
ぬるま湯に入り、血行をよくして乳酸を排出することで筋肉痛もやわらぎます。
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